杜鵑草/6-6

何も云えない。
何も応えられない。
俺は。
人斬りの、俺には。
そんな資格は、ない。

ねえ、どうしてあの人なの?
稚児(ややこ)なの?
わたしなの?

俺が斬った後にも。
きっと彼女のような不幸や悲しみや理不尽が生まれている。
それは。
俺が望んだ事態じゃないけれど。
けれど、人を斬った、その派生がこんな。
こんな   ・・・
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