雨の帷/2
剣心は乾燥させた薬草を組み合わせ、しわしわとした和紙で丁寧に包む作業をしていた。
かさついた指先で、几帳面に。
なめらかに動く指。
昨夜(ゆうべ)彼女の肌をまさぐった彼の指を、それと重ね合わせ。
巴は思わず頬を赤らめた。
「なに?」
ぼんやりと座り込んでいた巴の様子に気付いたのか、剣心が手を休めて顔を上げる。
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