天の供物・師走/19
「人間の神さまなんて、出来損ないだ」
(死ぬべきは、彼女でなく、俺だった)
「俺は、こわいんです」
(俺の為に消える生命を見るのは、こわい)
(俺は、そんな人間じゃない)
(汚れてる)
(間違ってる)
(出来損ない)
もやもやした思いを抱えて、住職は星明かりの下に佇んだ。
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