天の供物・睦月/1
呼吸を繰り返す度に、白い塊がぽつぽつと現れては消えていった。
くったりと身体の力を抜いたまま、左肩に引っ掛かるようにして 熟睡する息子の顔を覗き込む。
ふっくらした頬に、悪いと思いながらも自分の冷たくなった耳を押し当てて その温もりに嬉しくなった。
細くて赤みがかった髪からは、子供特有の体臭の無さのおかげか 夜の空気の匂いがする。
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