天の供物・師走/12
さらさらと平べったい風花が、すり切れた畳の上に迷い込む。
部屋の隙間を出来るだけ塞いで、住職は火桶を彼の傍へ運んでやった。
よっこらせと口の中で呟いて、斜め前の彼の顔を伺うように左眉を上げる。
「・・・だ」
己の膝頭を握り締めて、深く項垂れたまま、彼は小さく繰り返していた。
「・・・人間の神さまなんて、出来損ないだ」
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