花隠れ・二章/8
その凍った身体をゆっくりと溶かしていくように
温かな液体が頬をつたい、顎までおりてそして零れて胸元を濡らす。
剣心はゆるゆると巴の方に手を差し出して、 そのまま倒れ込むように彼女の胸の中に沈んだ。
喉を鳴らして短く笑うと、あどけない顔になった。
「そう・・・だとしたら・・・どこまでも“阿呆”だな、俺は・・・。また、間違えた・・・・・」
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