花隠れ・二章/7

「あなたはとうに独りじゃないのに。 何故ならあなたの傷みは私や、あなたが置いてきた娘(こ)や、 あなたを友とする者の傷みに なるのだから・・・ あなたはもう、ひとりで怖がることはないのですよ?」



長いこと剣心は微動だにせず巴を見つめていた。

やがて剣心の色素の薄い瞳から光る雫が溢れ始める。
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