花隠れ・二章/1
俯くと首筋にひんやりと何かが触れた。
木の葉かと思い、確かめようとしたが すでに微塵の力も入らない。
うっすらと目を開けると白くて小さなものが舞っている。
(・・・ゆき・・・・?
幻・・・なのか・・・・・)
雪が舞う。
あの日と同じに。
最愛の人を失ったときと同じに。
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