立葵/23
「お帰り、剣心」
漸く陽が落ちた頃剣心は道場に帰った。
薫がばたばたと顔を出して、「もうすぐ夕飯だから」と笑って告げた。
「ねえ、剣心」
さり気なく、しかし何処か緊張した声で薫はその後を続ける。
「・・・気になること、あったの?」
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