立葵/24

剣心はさらりと赤毛を揺らして、ぽんと薫の頭に手を置く。
「そうでござるな。 過去に流されかけてたでござるが・・・おかげで踏ん張れたようでござる」
「ふ〜ん・・・?」
納得しがたい声音であったが薫は剣心の笑顔に免じてそれ以上こだわらなかった。

ただ頭に置かれた手が自分を子供扱いしているような気がして 少しむくれて見せただけだった。

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