立葵/19

「恵殿は大丈夫と言っている。 充分な栄養と休息、それが一番だそうでござる」
「・・・そっか」
ぱんぱんと、尻の土を払って少女は立ち上がった。
赤い頬がますます赤く染まって、愛らしい表情をする。

「――お華ちゃんのお父さんは?」

剣心はそっと彼女の表情を伺いながら漸く切り出した。
きゅっと首を傾げて華は考える素振りを見せる。
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