立葵/18
「お兄ちゃん、お弟子さん?」
少女はくりっとした瞳を向けて訊ねる。
「いや、その・・・。 まあ、今日はそうでござるかな」
困ったように剣心が笑うと、少女も屈託無く笑い声をあげた。
軒先に咲いている背の高い立葵(タチアオイ)の葉をいじりながら 少女は問いかける。
「お兄ちゃん、恵先生からおかあちゃんのこと聞いてる?」
「詳しくは・・・」
「治るかな?」
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