立葵/7

「バカね・・・」
こん、と軽く己の額を小突いてまた溜息ひとつ。
そうして恵はまた早足で歩き出した。


「お前、なんかあったのか?」

ころころと大きな飴玉を頬張りながら 左之助が歩きながら訊いてきた。
「・・・どうして?」
視線は姿を見失った薫と弥彦を探しながら 剣心はぽつりと聞き返す。
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