春を待ちながら・三章/3
君を喪った、あの日も。
雪の檻に俺は居た。
「俺はいつも」
俺を動かしていた全てが切れると、
こうやって手足を丸めて、停滞した。
凍えたからじゃなく。
動けなくなるから。
「なあ、それでも」
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