さんにんになる日/17

「剣心・・・?」

「―――そうか、拙者は知らない内にビクついていたのでござるな」

しかもそれに気づこうともしなかった己が滑稽で笑いが漏れる。
震える剣心の長い髪が薫の頬をくすぐって薫もまた軽く笑った。
つられて剣心もますます笑い声を立てる。

「どうも拙者は不器用で困る。 ・・・これからも迷惑をかけるでござるな」
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