さんにんになる日/18

後日。

「なあ」
「ん?」
「この頃薫の料理マシになってないか?」
「そういえばそうかもでござるな」
「母親の自覚ってもんかな」
「・・・それよりもややがお腹にいるときは味覚が 変わるっていうからそれでござらんか」
「・・・じゃ子供が産まれたら元に戻るのか?」
「たぶん」

弥彦は洗い物の手を止めた。

「剣心、赤ん坊の食事はおまえがつくれよっ」

明るい笑い声が土間に響いた。

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