さんにんになる日/14
一気にまくし立てた後、 いきなり薫は剣心の顔を両手で挟んでぐいっと自分の方へ向ける。
「わたしがこれだけ苦労するのよ、あなたも家族が増えることを 少しずつ受け入れなくっちゃ・・・」
ふたりの瞳と、瞳が、交わった。
初めて剣心は己が迷っていたことに気づいた。
薫は多分随分前から解っていたのだろう。もしかしたら弥彦も解っているのかもしれない。
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