寄す処/8
幾松の肩を押さえようとして中腰のまま。
ぴたりと巴の動きが止まった。
「その覚悟、ありますな?」
やや低いその声音は、厳しく、容赦なく。
幾松は頭を下げたまま、続ける。
「木戸は、新時代の為に死ぬ。 緋村さんはその木戸の為に死ぬ。 これは・・・一番確率が高い『結果』のひとつです」
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