寄す処/4

「あなたにもわかるはずですよ。 お互い命懸けで付き合わないといけない男に恋した。 傍目から見るとしんどいし、覚悟も要ります。 ですけどね・・・病みつきになりますよ、あの男達は」
巴は小首を傾げ、自分より三つほど歳重ねた幾松をじっと見た。
巴の黒目がちな瞳が、ゆらゆら揺れて。
綺麗に幾松を映している。
幾松はそこに、彼女の内面の美しさを見て取った。
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