縁の報告書/7

「・・・そうか、それではまた暫く東京を離れるんだな」
「はい。今回の相手は一筋縄ではいきそうにありません。 なにしろ俺と同じもと人斬りですし・・・半年近くかかるかも」
ずずっと茶を啜りながらふたりは話し込んでいる。
何しろ緋村は根がじじいっぽいから話が長い。
俺の親父と並んでいても何ら違和感を感じないくらいだ。
甲斐甲斐しく茶葉を替えようと腰を上げた姉さんを、俺は土間でつかまえて、 約三か月をかけた計画を実行に移すことにした。
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