縁の報告書/8

「姉さん・・・これを見て欲しい」
暗く沈んだ表情で俺は幾枚かの紙を懐から取り出した。
「なあに?縁、あらたまって・・・」
姉さんはただ事でない俺の様子にはっとして、真剣な面持ちで向き直る。
「こんなものを姉さんに知らせるのはどうかと思ったんだけど ・・・やっぱり黙っておくわけにはいかなくて・・・」
この時ばかりは俺は幼子のような表情で甘えるように声を出す。
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