縁の報告書/6
「ささ、上がりなさい。積もる話をしようじゃないか」
へらへらと笑いながら親父は手招きをした。
武道がからきしな親父はどうやら緋村がお気に入りで、俺としては全く面白くない。
あいつはどう見ても二重人格だ、猫かぶりだ!
どうして誰も気付かないんだああああっ!!
こうなれば俺が愛しい姉さんの目を覚まさなくてはいけない。
俺の決意は巌(いわお)のように強固になった。
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