誓約/6

見守るこっちの身にもなって欲しい、と剣心は小さく愚痴った。
腹の中で動いた、と巴が痛がれば心なしか自分も痛い気がするし。
腰を曲げられなくて不便そうなのを見れば、 どうにも出来ないのにどうにかしてやりたくなるし。
―――疲れるのだ、自分も。

こんな類の緊張感は味わったことすらなくて、戸惑うばかりで。
・・・迷うということがこれ程疲労することとは。
■次へ
■剣心・巴その5へ戻る

Worksへ