refrain/8

帰る場所を、全て捨てて。
『抜刀斎』のすぐ傍で暮らした。
・・・本懐を遂げる為に。
わたしの。
わたしが動く唯一の目的。

「緋村・・・さん」

痩せ細った、赤毛の少年が、無防備に眠る様が。
刀を抱えて、膝を抱えて、座り込む彼が。

「緋村さん!」

―――わたしの、唯一の・・・
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