夏祭り/20
「どうして?」
問う剣心に娘は自分の頬を両手で包みながら
「見ててはずかしくなるものー」
と肩を竦めた。
女はこんな小さな時分からませてるのか、と剣心は天を仰ぐ。
巴は娘に接する時間が長いだけ慣れているのか 仕方がないといった表情で笑いながら座り込んだままの息子を抱き上げた。
■次へ
■剣心・巴その3へ戻る
Worksへ