夏祭り/4
どん
弟が我慢できずに耳を塞いだ。
姉はそんな弟を小馬鹿にしたように小突きながら、まるで空から降ってくるような 花火の傘を見上げる。
たくさんの人々が橋の上や、川縁に連なって、夏の祭りを楽しんでいた。
「これが終わると秋よの」
誰かが感嘆の声と共に溜息をつく。
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