陽に晒された思考の行方/23
「頂けるんですか?」
白くて小さな瓜実の顔が、綺麗すぎて、剣心は戸惑う。
「あ、ああ。 その黄色が・・・反物の色に似てたから」
するりと零れた優しい言葉に彼女は―――『人斬り』でなく、彼本来の姿を鑑みる。
こんな些細な事が降り積もって、まるで根雪のように 彼女の裡にどんどん膨れあがってゆく。
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