陽に晒された思考の行方/22
「暑すぎますね」
「・・・巴さん?」
「暑くて、こんな事考えてしまうんですよ、きっと」
(あなたとわたしが妹背山の鶴なんて)
無表情に折り鶴に向かってぼそりと巴は呟くように言い捨てた。
そしてゆっくり顔を上げて、剣心の瞳を見据える。
むっとした空気に、白梅香の香りが一筋燻った。
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