陽に晒された思考の行方/15

「好きですけど、わたしは実際あまり着ない色合いです」
「見るのは、好きか?」
「ええ」
「女の人は、みんなそうかな?」
「・・・そうですね」

一度も振り返らずに、剣心は矢継ぎ早に訊いてくる。
なんてくだらない会話なのだろうと思いながら それはとても楽しい一時だった。
■次へ
■剣心・巴その3へ戻る

Worksへ