陽に晒された思考の行方/11

「随分と良い物ですね」
頷きながら巴も感嘆する。
「代金はいただいております。
 では確かにお渡ししましたよ」

藍染めの風呂敷に包まれた、黄金色の反物を剣心は おっかなびっくりで受け取るとそそくさと店を出た。
「駄目だ」
「はい?」
「ああいったきちんとした場所は慣れてなくて緊張する」
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