散り菊/13

夢を見た。

手元にはあの小さな花火があった。

動と静を繰り返し、ぱあっと花弁を散らして、
やがて小さく地面に落ちて行く光を 彼女はじっと見つめるだけ。

ふと気付くと、火球の落ちた其処からぐんぐんと 芽吹く若葉があった。
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