手探り/12

「あの?」

「巴さん」
「はい?」

いきなり彼女の手を取って、そのまますたすたと剣心は自分の部屋に入ってしまった。
そして彼女の手を離さないまま、すとんとその場に座り込んでしまう。
当然つられて巴も膝を折って座る形になった。

「あの?」
「・・・何も言わないで、このまま今日はここにいてくれ」
「まだ後片付けが」
「いいから」
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