手探り/9
「お前、気付かなかったのか。
さっきのあれ、緋村が見てたぜ」
ごくり、と青年が喉を鳴らした。
「ど、ど、どうしましょう」
「ま、これで手を引くことだな
まだ緋村もそう熱くなってねえみたいだし」
呵々と笑いながら飯塚は彼の背中をどん、と叩いた。
■次へ
■剣心・巴その2へ戻る
Worksへ