影見/11

やっとそこに辿り着いたとき、剣心は大きく深呼吸した。
二、三歩遅れてくる巴を振り向き見て笑う。
そして、がさがさと枝を掻き分けると彼女に先に行くよう促した。
巴も頷いて彼の腕に掴まるようにして踏み出すと、 急激に開けた視界に一瞬戸惑う。
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