影見/12

「・・・・・・」
なんと形容すれば良いのだろう。
綺麗、と言ってしまえばいいのか。
華美でも荘厳でもない、凛とした美しさ。
鳥の声と、葉擦れの音と、風のざわめきしか聞こえない、世界。
・・・ふたりは暫くの間、其処に佇むしかなかった。
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