銀の砂/11

愛しい者の名を口にする。

守る者を得たとき自分は変わった。
そう、思っている。

あの、銀の砂のような光が少しずつ自分の心に 降り積もってそれまでため込んでいた澱みを 清浄なものに変えてくれるような気がした。

・・・剣心はただ愛しい者の喜ぶ顔が見たかったのだ。
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