銀の砂/10
剣心は川面の月から頭上の月を見た。
巴と出会う前、己の心は荒んでいた。
日々の積み重ねが苦痛の積み重ねだった。
気持ちが澱んで思考もくすみ、 どうして自分が刀を振るっているのかも わからなくなってきていた。
「巴・・・」
■次へ
■剣心・巴その2へ戻る
Worksへ