「草燃える」
-NHK大河ドラマ総集編ビデオ「草燃える」を見る!!-

第一巻・頼朝起つ
第二巻・平家滅亡
第三巻・征夷大将軍
第四巻・頼家無惨
第五巻・尼将軍・政子

第一巻―頼朝起つ―

まずオープニング。
流鏑馬のシーンだろうなー。
それから富士山。
あとお馬が走ります(笑)
で、わたしビデオ見て初めて気がついたんだけど 一番最初に頼朝役の石坂浩二の名前がくるんですね〜。
で、トリが北條政子役の岩下志麻さん。
そうかー、最初の頃は頼朝さんが主役だったんだー。
そういえば大河ではよく主人公の子供時代のときはお父さん役が 主役はってたりするもんね。

さて物語は政子が乙女の時代(笑)から始まります。
「わたくしは粗野な人はいや」とか
「雅で高貴な人がいいわ」とか
すごく似合わない台詞!!
あげく頼朝に抱きかかえられて「ああ、およしになって」(爆)
やっぱ志麻姐さんは「なめたらあかんぜよ!!」とかが しっくりきますね。
(あ、これは夏目雅子か(^_^;))
それに意識して声が甲高いのも気になります。
ムリしてるな〜って感じで。
ほら後半の尼さん姿がすごくはまってるだけに・・・(^_^;)

北條義時こと、小四郎ちゃんは松平健。
よっ!暴れん坊将軍!!
このときはほんとに若いですが、「暴れん坊将軍」のとある回で
『・・・まだ若い吉宗であった』
のナレをきいたときは ぶっとんだわよ。ええ。
そりゃ、あの将軍は年をとらないサザエさん状態だから仕方ないけど 脚本もっと考えたらって思ったわよ。

・・・あ、脱線した。
で、小四郎ちゃんと仲良しで政子に横恋慕してる 伊東祐之に滝田栄。
NHKってほんと同じ人使ってますが このときの滝田さんの役は『粗野な男』。
やたら語尾をのばしてるところはあまりにそぐわなくて 台詞が浮いて聞こえます(^_^;)
宗時にーちゃん(中山仁)や三浦義村(藤岡弘・・・セガタ三四郎)に いいように利用され恨みたらたらで後に 小四郎ちゃんと争うことになります。

わたしがビックリしたのは長塚京三おじさま!!
時政パパ(金田龍之介。湯口さんのマンガにそっくり。ぴんっと はねた髭が笑えます)がむりやり政子の婿にと決めた山木とかいう 役だったのですが
あっけなく振られ、あっけなく斬られてしまうという 情けない役(T.T)
今をときめく長塚おじさまもここではただの端役でした・・・。

許せないのが義経役の国広富之!!
いやあぁ、あんなの義経じゃないわっ!!
史実ではブ男でもやっぱりジャニーズくらいの子をもってこいっ!!!

そうそう、少年時代の頼朝って松田洋治くんです。
「もののけ姫」のアシタカじゃん。
小さかったのね〜。いまは幾つ!?
でもほんとにちらりでよくわかんなかった。
(わかんないっていえば幼い五郎ちゃん(北條時房)。
 ぱっとしないお子さまだったなぁ(T.T)  でも出ただけましかな)

・・・あれ、ストーリーが入らない(^_^;) どうしよう。
え〜第一巻は頼朝が旗揚げして平家とやったるぞってとこまでです。以上。
(いいのかっ!おいっ!!)←つかれたんだも〜ん



第二巻―平家滅亡―

さすが総集編。
すでに頼朝は鎌倉に拠を構えました。
政子は『御台所』と呼ばれております。

さて頼朝は義経と再会し、平家打倒を着々と進めます。
ここで多分大庭の娘として茜(松坂慶子)が頼朝に父の 命乞いをするんですが、この茜、じつは敵味方でありながら 小四郎ちゃんとラブラブです。
この大河では義時の占めるウェートが大きいのでこういう オリジナルを入れたんだと思うんです。
だって『茜事件』を通して小四郎ちゃんがシスコンのボクから 陰険な政治家への変貌を遂げていくんだからね〜。
ま、どうしても大河の主人公って正義の味方っぽく 描かれるのでそれなりの事件を起こさないと小四郎ちゃん陰険への 道のりの正当性が少ないとか考えたのかな?(笑)
最初から陰険で小賢しい少年ってのもわたし好きですけどねぇ(^_^;)

とにかくこの頃の松坂慶子は美人です。
頼朝が顔をみてぼ〜っとするのもわかるわな(笑)
茜が延々と命乞いしてる間、終始口を開けて意味もなく頷いてみたり。
腹黒い政治家の顔と、スケベな男の顔と、政子の旦那さまとしての顔。
いいね、石坂浩二。
頼朝のイメージってどうしてもこの人になっちゃうな(^_^;)

義経がばかっぷりを発揮している頃、清盛が病死します。
そして義経、またアホな発言を・・・(T.T)
国広が演るとどうもそぐわないんだよな〜。

頼家が生まれた後、例の有名なエピソード『亀の前事件』勃発。
いいね。いいね。
志麻姐はこうでなくっちゃ!!
浮気相手の女の家を「めためたに壊してしまいなさいっ!!」だもんね。
この頃の政子ってほんといい女。
その後の頼朝との会話もいけてます(笑)

でも頼朝の女癖は治らず、ついに茜を夜這いしてしまいます。
茜は傷心のあまり京へ。
悲劇の始まりです。

義高と大姫もエピソードもついに登場。
・・・眉毛太いな、義高(長谷川裕三←だれ?)。
いくつ?十二くらいで死んだんだよね?
どーみても高校生以上はいってるんじゃないか。
大姫は『山口さんちのツトム君』の斎藤こず恵。
顔が丸くてとても健康的(^_^;)
すごい庶民顔なのでお姫様にみえないし。
カツラもさいてー。
義高が殺されるシーンは回想だし。
やっぱ、かなり端折られてますねぇ。

一方、義経は靜と出会ったけれど、にーちゃんとの中は険悪に。
茜は男の子を産んでしかもその子は頼朝の子っぽいし。
そしてその子を鎌倉の政子に預けるというどろどろした展開に(^_^;)

壇ノ浦でとうとう茜と小四郎は再会するのですが 小四郎の制止を聞かずに哀れ、茜は海の藻屑となるのでした・・・。
(でも松坂慶子はまた別人で再登場します/笑)

でも源氏の血統は長い顔と大きな鼻が特徴なのか・・・。
石坂浩二、国広富之、郷ひろみ、篠田三郎・・・当てはまってる?(爆)



第三巻―征夷大将軍―

この巻の冒頭で政子は実朝を身籠もってます。
大姫は義高ショックを引きずっているようですが やっぱり健康的なこずえちゃん・・・(^_^;)

一方、義経は法皇から官位を授かり、頼朝は義経を 鎌倉へ入れないようにしてしまいます。
そこでお馬鹿な義経は頼朝追放へと動くのです・・・が、 総集編で見ると、どーしても義経はつまんない男なのね(^_^;)
ガキはガキでもかわいいとは到底思えないガキ。
頼朝がいらいらするのがよくわかるよ、うん。

さて、小四郎ちゃんはこのことを直接知るために 義経の元へ出向きます。
が、返って殺されそうになっちゃったり。
ここで滝田の伊東祐之と再会。
それぞれが相手の兄の命を奪ってる複雑な元親友。
しかし祐之は小四郎ちゃんを斬ろうとして反対に助けてしまいます。
ま、昔助けてもらったしね。お返しというところかな?

で、なんだかんだで結局義経は失敗して都落ちの憂き目に・・・。

次はこれまた有名な「靜の舞い」事件。
でれでれと見とれてる頼朝の前で

―――しづやしづ、しづのをだまきくりかえし・・・

ってやっちゃったから頼朝はちょー不機嫌。
でも政子の取りなしで機嫌を直し、へらへらと政子の大きなお腹を 撫でてみたり(笑)
けれど靜の身籠もってる子が男なら殺すと断言します。
やん、政治家なんだから。さっきまでのへらへらはどこ!?(笑)
まぁその表情の落差がいいんですが。

ここで大姫、出しゃばって靜に逃げろといいますが 靜は政子に恩があったりで留まり、産まれてきた子は やっぱ男の子で。
・・・大姫は頼朝を責めまくります。
表面的には動じない頼朝ですが政子はぴしゃりと 大姫を平手打ち。
家族ドラマを見ているよう・・・(笑)

次のシーンではすでに義経は死んでいて、奥州藤原氏も 滅んでいます。
あれよあれよと話は進む。ちょっとついてけないよ〜(T.T)

義経の死んだ場所で義経の矢を見つけ泣く頼朝。
ところでこのドラマ、弁慶って目立たないのね(^_^;)
いるのかいないのかわかんないくらい。
後々大河の主役にもなったというのに・・・。

後白河法皇も死に、とうとう頼朝は征夷大将軍になります。
千幡(実朝)も生まれ、小四郎はいつの間にか 坂口良子扮する頼朝の侍女、野萩と結婚。
しばしの幸福を味わってます。

そしてまたまた伊東祐之登場。
頼朝を殺せと曽我兄弟を挑発します。
舞台は冨士の巻き狩りへ。
祐之は政子と再会し、曽我兄弟が頼朝を狙っていることを 告げます。それはもう、得々と(^_^;)
でも失敗に終わっちゃって時政はこの事件を ただの敵討ちの美談にしてしまい、頼朝を殺そうとしたことは なかったことにするのです。
ここでは湯口さんのマンガの曽我兄弟をイメージしてはいけません(笑)

大姫も17歳。
池上季実子に配役もバトンタッチです。
この時幾つなのかな?池上さん。
ちょっと初々しくないぞ(^_^;)
大姫入内の話が持ち上がりますが大姫は鬱ぎまくり。
六波羅で降霊までしてしかも逆効果。
錯乱して髪まで切って二十歳で亡くなってしまいます。
欲張って見るととても物足りないエピソードですね。
それにしてもイメージががらがらと崩れてゆく〜(爆)

次に三幡の入内話が出てきて政子と頼朝はしんみりと 仲睦まじいコトしてますが (「あなたと結ばれたのは私の運命よ」とか(^_^;))
ある日、三幡の髪を梳いている政子のもとに頼朝落馬の知らせが。
どうも脳溢血みたいな描き方でしたね。

眠り続ける頼朝。
政子は口移しで水を飲ませて、はっきりと死の影を感じます。
そして頼朝は死に、政子は尼になるのでした。

・・・ってよく似合ってます、尼姿。
そういえばこの回で五郎ちゃん(時房)が成人の姿でちょっぴり 登場したけど、役してる森田順平ってだれかな〜とかおもって 「金八先生」をこの前ちらりと見たんですが
・・・見なきゃ良かった・・・。見事におじん・・・(爆)



第四巻―頼家無惨―

今回は蹴鞠する頼家(郷ひろみ)から始まります。
それはもう横暴ぶりが爆発しててしかも意欲満々という 手の着けられない状態(笑)

北條時房こと五郎ちゃんもちゃっかりスパイ中。
台詞の言い回しとか湯口先生ちっくで素敵(笑)

さてあまりの無茶さ加減に政子やら義時やらに 政治の実権を取り上げられておもしろくない頼家は 安達(武田鉄也)の娘・瑠璃葉(岡まゆみ)をさらってしまいます。
怒った安達に対して出陣するという頼家を諫めに出向く政子。
大勢の武者の前でこう啖呵を切ります。

「この私に向かって矢を射なさい!!」

く〜、かっこいい、志麻姐ο(>_<)ο

お次はがらりと変わって梶原景時が謀反の疑いで討たれてしまいます。
にわかにクローズアップされてくる比企一族。
なにやら企む三浦義村こと仮面ライダー1号こと藤岡弘(笑)
一幡(頼家の子)と千幡(頼家の弟・実朝)との跡目対立も深まり 病で床に伏せつつ、文句はたれまくる頼家。
自分と弟の千幡とどっちを愛してるのかと政子に詰め寄ります。
・・・答えられない政子。

そりゃ、親ならそうでしょうとも。
でも政子は正直なところ千幡の方がかわいかったかもね〜(^_^;)

ところで千幡を演ってる子役の松野達也くんは今「じっちゃんの 名にかけて!!」とかなんとか金田一君の声をやってますね。
少し名前変えてますけど。
え?なんで知ってるかって?
みきはねー、超人ロックのファンだからよ(笑)
(どうしてロックなのか・・・、これがわかる人はそう居まい/爆)


頼家と一幡の調伏を謀った廉で全成が斬首され、泣き崩れる妻・阿波局こと保子こと 政子の妹こと千幡の乳母こと真野響子(はふ〜)
彼女を慰める千幡を複雑な思いで見る政子。

そして頼家は危篤に陥り、尼御所で看病すると政子は言います。
五郎ちゃんはちゃっかり頼家の側近に混じっちゃってます(笑)
跡目を気にする時政パパ。
そばに義時とまたまたちゃっかり五郎ちゃん。

ついに比企は討たれ、一幡は母若狭とともに火の中へ。
全て姉上の思うとおりになったと言い切る義時。
頼家が死ねば、比企を滅ぼすのは仕方のなかったことと 納得しようとしているところへ頼家がなんと回復しちゃったりして、 それこそヴェートーベンの『運命』ね(^_^;)

あちゃー、どうしようと悩む時政。
明るく(頼家が回復したのは)「誤算だったなー」と五郎ちゃん。
策略家らしく、動じない小四郎ちゃん(笑)

セガタサンシロウこと義村は自分とこの善哉(公暁)を嫡子だとほくそ笑みます。
さてさて、全てを知った頼家は怒りまくり北條を滅ぼすと息巻きます。
そういえば郷ひろみ、また最近偉そうだね。
渋谷道路ジャックで多大な迷惑をかけたことはなんとも思ってないのか?

なんやかやで出家させられた頼家の反発は失敗に終わり、あろうことか三浦に斬られ、
止めようとして間に合わなかった政子は善哉を抱きしめてこう繰り返します。

「この子だけは私が立派に育てる」

・・・駄目だったよね、政子ちゃん(T.T)

千幡が元服して実朝(篠田三郎)となり、京から音羽(多岐川裕美)をお嫁に もらってこの巻はお終いです。

五郎ちゃん、出番少ない・・・(T.T)



第五巻―尼将軍・政子―

とうとう最終巻でございます。
このくだらない感想をもしや全部目を通したという方、ありがとうっっ!!
すごく忍耐強いんですね(笑)

さあ、冒頭は畠山重保が討たれるシーンからです。
三浦義村や義時こと小四郎ちゃんもいます。
しかもあろうことか重保にトドメをさすのは五郎ちゃんです(・・・どど〜ん)
「叔父上〜」とか叫んで重保くんは絶命します。ああ、北條してるのね、 五郎ちゃん(T.T)

重保が討たれたと聞いて驚く政子。
継母、牧の方(大谷直子)を問いつめますが、のらりくらりの返事。
重保の父、畠山重忠(ウルトラセブンこと森次晃嗣)も討たれてしまいますが 御家人達は後味が悪そうです。
そこへ五郎ちゃんが言い出しっぺは牧の方だといい、たちまち流れは 牧の方と時政パパ追放へ・・・。

息子義時を北條の中でもっとも悪党と言い残し、時政パパは 伊豆へと去るのでした。
(そりゃ、あなたは単純でしたから・・・パパ(^_^;))

執権となった義時は実朝と音羽の間に子供が出来ないことを心配しますが 実朝は源氏の血を引く子供がまた殺されるのはいやだ〜と反発します。
後のシーンからみるに音羽ちゃんと仲が悪い訳じゃなさそうだし、 ある意味物わかりがよすぎたって感じです。

そこへ和田胤長に謀反の疑いが。
しかも謀反仲間にあの祐之(滝田栄)の姿まで・・・(^_^;)
小四郎は全て御所の判断としますが和田義盛は疑います。
さてそんなところへ小夜菊(松坂慶子)という娘が小四郎ちゃんに 養父である祐之を牢から出して欲しいと嘆願にきます。
かつての恋人とうり二つの娘に愕然とする小四郎ちゃん。
しかもすぐにベッドイン(爆)
小夜菊は茜のことを知っており、小四郎ちゃんは昔話に耽ったり(^_^;)

祐之は牢から出され、小四郎ちゃんは小夜菊をもらうといいます。
(おいおい、野萩は?全然出なかったけどっ)
祐之と会話してるうち、己の弱さを知る彼を恐れて小四郎ちゃんは 祐之の目をつぶせとか叫んじゃって小夜菊との仲もちょん。
和田全滅の後、祐之と小夜菊は鎌倉を後にします。
なんだかあれほど血気流行った祐之がすっかりいつの間にか 物わかりのいい人になってて 総集編らしさが大爆発〜〜(笑)

さぁ、公暁(堀 光昭・・・だれ??)の登場です。
なんか品ないし、しゃべりもいまいち(^_^;)
政子の前ではいいこぶってますが義村とふたりっきりだと悪党で(笑) やくざっぽい。
で、駒若なんですが、京本政樹っすよ!!
ほら噂では公暁と駒若のむふふなシーンもあったようですが 総集編ではありません(^_^;)ざ〜んね〜〜ん(爆)

公暁が実朝を狙っているという情報は小四郎ちゃんの耳に届きます。
三浦義村は親の敵はひとりで討つもんだといい、義時も実朝同様 親の敵だと吹き込みます。
わるだねぇ・・・。

実朝右大臣拝賀の日、音羽は政子に実朝は不安を抱えていると 訴えます。
けれどあなたには絶望してしまっていると。
義時の息子、泰時(中島久之・・・わかいの〜)は御所の命が 公暁に狙われていると政子に告げます。
御所も感づいているだろうとも。
驚く政子。なんかいつも何にもしらないのね〜(T.T)政子。

泰時が駆けつけるとすでに義時は身代わりを立て、 泰時は愕然。
実朝に中止を進言しますが実朝はそのまま歩み去ってゆきます。
一方義村はいつの間にか己の側に立っている小四郎ちゃんにどっきり。
計画が破綻していることを知ってしまいます・・・。

そして実朝は公暁にお前を可愛く思っていると言い残し、 絶命してゆくのです。

実朝の死に泣き崩れる音羽。
動かない政子。
保身のため公暁の首を取れと命令する義村。

駒若が俺を裏切るはずがない、開けてくれと叫びながら斬られる公暁。
やっぱ公暁と駒若はむふふだったのだ!!きっと!!(ちゅど〜ん)

源氏の正嫡が絶え、二年。
後鳥羽上皇(尾上辰之助)による承久の乱です。
政子と義時は一致団結。
政子はなにをすればいいのかと義時に聞きます。
そしてあのちょーちょー有名な演説が・・・。クライマックスですな。

上皇が遠流になり、朝廷よりも鎌倉が上に立ったと義時たち。
白髪頭の五郎ちゃんもちらり(T.T)
ひとり政子は嬉しそうな顔もせず、むしろ喪失感でいっぱいです。
そこへ琵琶法師が来たというので義時が見に行くと それはなーんと祐之!!
驚く義時に自分は名もない琵琶法師だと告げる祐之。
一方、保子には息子がいるが自分には何もないと政子は 泣き崩れます。
総集編では保子はあまり目立ちませんでしたが、やはり原作の 永井さんの「妹」とか意識してるんでしょうか?
おそらく保子は重要なキャラだったみたいです(でも目立たなかった(^_^;))
保子は琵琶法師が祐之に似ていると言います。
もし祐之と政子が結ばれていたら私たちの運命は違っていたと・・・。

祐之の声が聞こえます。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の・・・・・・

その声をじっと聴く政子。
そして「完」の文字。

でも祐之はオリジナルキーパーソンだったのね。
総集編じゃ人柄はよくわかんなかったけど(^_^;)
松平健も後半の悪役(?)は結構板についててよかったすよ。
あと政子ちゃんがもう少し動いてくれたらな〜。
それから五郎ちゃん、アップの少なさに一体どこにいるのか 探すのが大変だったよ・・・。