愛をさけぶ/3
(・・・わたしだけが)
知っているつもりだったのに。
大きく傾いた陽の、赤い光が瞳を射る。
眩しくて俯くと、ぽん、と優しく肩を叩かれた。
「あ・・・」
「なに?考え事?」
剣心がやはり笑いながら話しかける。
「い、いえ、すみません」
「?何が?」
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