月下獨酌/14
にやりと笑ってくしゃくしゃと緋村の髪を掻き回す。
「ましておめえはまだ子供だ。歯止めってもんがまだまだ必要だろう。 夢しかり、過去しかり」
緋村は煩そうに赤空の手を払い除けた。
「・・・どうせ、俺は剣の腕ばっかりのこわっぱですよ」
「僻(ひが)むな、僻むな」
心底可笑しそうに、赤空は笑う。
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