春を待ちながら・三章/9
死ぬことよりも、生きることで自分を戒めようとしたんだよ。
「俺は、いつからかまた、間違えてた?」
人々の為に、人々の為に、そう言い聞かせてきたんだよ。
黙々と降りしきる雪に、君が霞んでしまわないように。
問いかける。
まだ身体は、鉛のように動かないから。
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