ことほぎ/7
「祝いだ」
再びたぷん、と壺を押し付け。
比古は大股で歩み去る。
深い藍色の壺を胸に抱えて。
剣心はその背に向けて、頭(こうべ)を垂れた。
「綺麗な色・・・」
師匠に押し付けられたその壺を見た時、巴はそう感心したように呟いた。
すっと細い指が、壺の底近くに奔る白い流線を辿る。
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