空の下で/15
月が、とても明るかった。
剣心と蒼紫のふたりはだんまりと茶をすすっている。
やがて剣心が口を開いた。
「薫殿と操殿は仲が良いでござるな」
くすりと思い出し笑いをして肩が震えた。
寄ると触るときゃーきゃー騒ぐ彼女たちは見ていて飽きない。
蒼紫と剣心という共に恋をするにはやっかいな相手に 恋しているという重大な共通項が、二人を親密にしているのだが 朴念仁の男達はそこに気付くこともなかった。
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