空の下で/9

ちょっとびっくりしたように薫は瞬きをしてそれからほんのり頬を赤らめる。
「そうねぇ、正直言ってよくわかんないかも」
「へ?かんどーとか歓喜とかないの?」
つっこんでくる操に戸惑うようにして薫は続けた。

「そりゃ、嬉しかったわよ? でも無事に生まれてくるまではわかんないし・・・。 それに子供が出来たって分かったとき、まず思ったのが ああ、これであの人はずうっとわたしの側にいてくれる・・・って」
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