空の下で/5
剣心は相変わらずけれんみのない笑顔で答える。
「それに大した悪阻(つわり)でもないのに 好奇心の強い操殿に手紙でつらつらと愚痴を並べた 薫殿も薫殿だし」
困ったように剣心は頭を掻いた。
蒼紫は少し会話を続けるかどうか迷ったようだったが 長めの前髪を掻き上げて言葉を継いだ。
「・・・俺も周りが心配するので操についてきたが 正直こういうのは初めてでな。 操をすぐに連れ帰った方がいいのかどうか迷っていた」
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