空の下で/4

「緋村」

今度は低めの落ち着いた声が剣心を呼び止める。

「蒼紫・・・」
四乃森蒼紫は普段とは違う楽な着流しの格好で両手を 袂に入れて立っていた。

「すまないな。あれのわがままのせいで 返って迷惑をかけているようだ」
「そんなことはござらんよ。 操殿や蒼紫のおかげで薫殿も気が紛れるようだし」
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