ひらいた ひらいた/2
剣心が、漸く飯塚の方へ振り向いた。
訳が解らない、といった表情(かお)をしている。
ぷかり
真新しく詰められた煙草の葉が、きつく香った。
「・・・変わったっていってるんだよ。 にしても、まだ『さん』づけなのか」
「癖みたいなもんですよ、おかしいですか?」
ぷかり ぷかり ぷかり とさっ
「初心(うぶ)だねえ―――」
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