縁の報告書/1

親父が朝も早くからそわそわしている。
ああ、今日は久しぶりに姉さんが訪ねてくるんだった。
あの派手な赤毛と一緒に。

「あら、縁。外で待っててくれたの?」
綺麗な青緑の着物を、優雅に着こなしながら姉さんは昼頃やってきた。
ああ、姉さん!
相変わらず美人でしとやかで、全く文句をつけるとしたらあのチビで冴えない男を 不覚にも伴侶として選んでしまったことだけだよ!!
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