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「なんでアイツをかばうんだよ!! アイツは姉ちゃんの敵だろ!!」

小さな身体から溢れ出すような怒りと哀しみを。
無防備に晒しながら弟は泣いていた。
彼はわかってはいないけれど、本能で感じていたのだ。
きっと。

大好きな姉の、末路を。

愛する幼馴染みの為に、娘であることも姉であることもかなぐり捨てて、そして。
憎悪の対象を愛してしまった彼女の。

末路を。
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