誓約/15

「・・・教えてくれますか?」

「否応でもあんたならわかるさ・・・その手で、抱き上げればね」



疲れて、眠って。
ゆるゆると目覚めてみると。
剣心の赤毛が揺れていた。
真っ白な布にくるまれた赤子は、けして大きくはない彼の両手の平に 殆どすっぽりと収まってしまっていた。
ああ、何か話し掛けてる。
そう解るものの、覚醒しきってない意識ではまだぼんやりとしか 把握できなかった。
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